日々の読書のおともにどうぞ

僕がおすすめする小説やエッセイなどを思うがままに紹介していきます。
書籍が映像化した時のドラマや映画などの脱線話も多いです。

スポーツ

野球小説🥎「サウスポー・キラー」 水原秀策

水原秀策さんはこのミス大賞でデビューして今や僕の中でこの作家さんの作品は全て持っておきたいリストに入っています。

水原秀策さんを一言でいうとプロフェッショナルです。

プロの作家という意味ではもちろんなくてプロを描くことが得意な作家さんです。

本書では野球選手を、別の著書では棋士やピアニストを主人公に選んでいます。

ペンネームは伝説の大棋士本因坊秀策からとっている気合の入りようです。水原さんも囲碁が強いみたいです。

基本的には何がしかのプロが事件に巻き込まれる正統派ハードボイルドの作風です。

 

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「キング・メイカー」 水原秀策

(今回は過去最長の前置きの長さです。本の話だけ読みたい方は四段落目に飛んでください。)

僕の親友が今度総合格闘技の試合にでます。

彼はもうすぐでプロの格闘家になれるかもの実力者です。所英男さんみたいにシンデレラボーイになれるかどうか注目です!

絵が得意なので、絵が描ける格闘家として、売れていって欲しいものです。

 

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飛行少年たちの物語り・非行じゃないよ

「少年少女飛行倶楽部」 加納朋子

本書は高校生たちの部活動の話です。

僕は中学生のときは野球部、高校生のときは昼休みサッカークラブでした。高校は部活動がないようなところだったのです。

世の中いろんなマイナーな部活があろうとも(ちなみに帰宅部はメジャーな部活です笑)、飛行倶楽部はないのではと思います。

近いとすれば鳥人間コンテストですかね。

著者の加納朋子さんは「モノレールねこ」や「ささらさや」なんかが有名だと思います。作風は日常の謎系が多めです。

「ささらさや」は続編の「てるてるあした」と合わせてドラマ化もしていますね。これは特別な思いのある作品ですが、今回のテーマから外れるのでやめておきます。

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夏におすすめの小説を今ごろに!レッツ甲子園!!

「夏の祈りは」須賀しのぶ

 

本書は甲子園の話なので夏に書こうとしていたのですが、つい忘れていた一冊です。

僕の中では甲子園と言えば秋田商業高校という印象にあります。

父が秋田県出身なので毎年のように一緒に観ては応援していました。秋田県の高校はあまり強くないので、ひとつでも勝てる年は良い年です。

秋田県立金足農業高等学校の吉田輝星君は秋田県の星でした。今度はプロ野球の世界で一番星になってくれることでしょう。

 

さて、本書はちょっと珍しいタイプの甲子園を目指す話です。

よくある話なのは、とある弱小高校が勝つためのノウハウや仲間を手に入れるなど、努力した上で甲子園行きの切符を掴む、です。

本書ももちろんそのような部分はありましたが、扱う年代が広いのです。本書では昭和の最後からひとつの高校を追っています。

5章からなる本書は1章進むたびにかなりの時が経つのです。

1章で出てきたあいつが4章ではなんと、みたいな楽しみもあります。

学校の夢を中心におく書き方がとても珍しいのです。

そしてそれはとてもリアリティがあるように感じました。甲子園に出るのは球児だけの夢ではなく、OBの人やその高校と関わる地域の方の夢でもあります。

第1章「敗れた君に届いたもの」は正にそんな話でした。

 

舞台は埼玉県の北園高校。埼玉は甲子園の強豪がひしめく激戦区だ。

北園高校は地区予選のベスト4まで来ていた。主将の香山は悲願を呪縛と感じながらも戦い続けている。

しかし、OBは口うるさく、勝ちを押しつけてくる。

あんたたちのために戦うんじゃないという香山のように感じてしまう球児は多いのではないかと感じた。

そんな香山はいつしかOBという立場になり、初めて彼らの気持ちがわかるようになる。

 

強豪校扱いされる北園高校でも甲子園が期待できない年もある。

それは時に、ハズレの世代と呼ばれる。

第4章「ハズレ」は強かった先輩と甲子園選手権100回記念大会のために集められた猛者に挟まれている、いわゆるハズレ世代の球児たちの戦いを描いている。

監督は香山だ。香山は1番強い時の北園高校の象徴だ。

100回大会では甲子園に出られるように期待されて呼ばれた。

4章と5章はハズレ世代の戦いの話。

試合の描写はとてもリアリティがあってよかった。

 

近頃の甲子園は外野の声が大きすぎる気がしますね〜。

なぜ佐々木くんを投げさせないんだ!

甲子園は秋に開催すべきだ!

球数制限を取り入れろ!

甲子園=残酷ショーだ!

みんな坊主にするのはパワハラだ!
コロナ渦のなか開催していいはずがない!!

などなどの声があります。これらはどれも球児たちを心配する声ですが、肝心の球児たちの声は僕たちには届いていませんね。

球児たちの声を聞き、ルールに反映させるのか、それとも独裁的に球数制限を設けるなどのルールを作るのか、どちらでもいいと思うのですが、球児たちは戦う以上は一生懸命です。

それを邪魔するような声は出したくないと思うのです。抽象的な意見ですみません。

いずれにしろ、白球を追い、輝く球児たちは美しいです。いつだって応援します!特に秋田県!!




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