日々の読書のおともにどうぞ

僕がおすすめする小説やエッセイなどを思うがままに紹介していきます。
書籍が映像化した時のドラマや映画などの脱線話も多いです。

伊坂幸太郎

「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎

僕が一番好きな映画の原作です。

ツタヤで毎年のように貸し出しランキングに入ってたりもします。

もうセリフを覚えちゃうくらい観ました。

「さんはいらない。その方が親しく見えるだろ」とか「広辞苑を盗まないか」とか「裏口から悲劇は起こる」とかは日常で使いたいセリフです(笑)

主題歌の「風に吹かれて」もとても良かったです。ボブディランがノーベル文学賞をとったことで本書の文学性が高まった気もします。

タイトルもすごく良いですね。アヒルと鴨の違いは重要なキーワードになるし、「神様を(コインロッカーに)閉じ込めに行かないか?」は伊坂作品らしい、遊びがあります。

このままだと感想だけで終えてしまうので簡単なあらすじです。

とその前に原曲をくらえ!

日本語歌詞付きなので文学賞をとった理由が感じられます。

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「砂漠」 伊坂幸太郎

僕の中で青春小説といえばこれです!

ミステリー要素あり、敵との戦いあり、友情・恋愛物語あり、ギャグあり、そして超能力ありです^_^

そのどれもがとても魅力的に描かれている様はとても感動的です。

つまらない話しかしないはずの学長の話も有り難く思えるから不思議です。

でも、今までは大好きなこの本を、書く自信がありませんでした。魅力が多すぎて書ききる自信がなかったのです。

しかし、今できることでベストを尽くすしかありません。僕が1番伝えられる自信がある文章、それは箇条書き技法だ!!かっこつけたこと書いてすみません。

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「死神の精度」伊坂幸太郎

「死神の精度」は恋愛シーンで1番好きなセリフがあったので、書きたくなりました。

死神といえば僕の尊敬する先生である地獄先生ぬーべーの魂を持って行ったことで有名な存在ですね。死神に会うと死んでしまうイメージがあります。

でも伊坂幸太郎さんが書く死神は愉快で憎めない存在でした。


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「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

陽気なギャングたちについては以前に紹介したばかりですね。本書はそれの第2弾です。

僕はこちらの方が好きな作品なので、今回は内容をたっぷりと書いていきたいと思います。

 

本書の作りは短編が4つと長編が1つです。

短編ではギャングたち一人一人に焦点を当てた、それぞれ独立した物語です。

長編では銀行強盗のあとに令嬢の誘拐事件にギャングたちが巻き込まれます。

巻き込まれるというよりはギャングたちの好奇心とおせっかいですね。

彼らにとって銀行強盗は簡単なので、あまりページ数を使われていないのがスピード感を増加させています。

もう暇だからそろそろ強盗しよーぜーみたいな感覚です。お金が目的ではなくなってしまいました。

 

長編は4つの短編が伏線になり、はちゃめちゃ感とわちゃわちゃ感はMAXに近いです^_^

ちゃんと真面目なことも書くと伊坂作品では多くの偶然によって物語が進むのが多いことでときに批判されてしまっています。

しかし、それは伏線によって起こりうる偶然とコメディによって起こりうる偶然を書き分けているので、絶妙なバランスでリアリティが保たれているのです。

だから、伊坂作品は面白いのです!!

なんて、たまには熱く語ります。

さて、そろそろ短編の話をします。

 

第一章は「悪党たちはそれぞれの日を過ごし、時に、他人の世話を焼く」だ。第一章に4つの話が詰まっている。

『巨人に登れば、巨人より遠くが見える』では人間嘘発見器の成瀬が主人公だ。

成瀬は強盗の人質になっている老人を同僚の大久保と一緒に目撃したが、老人が落とした紙切れから意外な真実を見つける。

『ガラスの家に住むものは、石を投げてはいけない』では演説の達人・響野が主人公だ。

響野は藤井と言う男が出会ったはずの幻の女を追う。
『卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない』では体内に正確な時計をもつ雪子が主人公だ。

会社の同僚・鮎子のもとに届いた送り主不明の舞台のチケットの謎を追う。

彼女とはストップウォッチを使った勝負をしてはいけない。

『毛を刈った羊には、神も風をやわらげる』ではスリの達人・久遠が主人公だ。

和田倉が襲われていたところを久遠は助けるが、和田倉には秘密があった。

久遠は僕の1番好きなキャラクターだ。神は人には優しくないが、羊には優しい。久遠は人より動物の方が好きなのだ。

 

これらの短編がどのように長編の物語と絡み合うのか、ぜひ読んでみてほしいです。

短編はもともと雑誌の連載用に書かれました。それゆえに完成しています。

それだのに長編は書き下ろしです。

そのままだと物語が絡み合わないので、伊坂幸太郎さんは大幅に文を作り直してから書籍にしています。その辺りのプロ意識がとても好きです。





トナカイは空を飛ぶのか(トナカイが出てくる本2選)

伊坂幸太郎さんの「クリスマスを探偵と」では、トナカイは飛ぶと書かれています。

これはアメリカの農務省の資料にトナカイが飛ぶ姿が写真付きで載っているみたいです。

僕はそれを信じます。伊坂幸太郎さんは嘘をつかない作家さんです。もしくは嘘しかつかない作家さんです。

信じた方が楽しいのなら信じましょう!

 

「クリスマスを探偵と」ではクリスマスに浮気調査をする探偵が主人公です。

そして、調査の対象は実の父です。

浮気性の父はただでさえ嫌なのに、素敵なクリスマスにはならなさそうな夜です。

しかし、ベンチで見知らぬおじさんと話すうちに、父はサンタクロースだったのではないかと思うようになります。
おじさんとの雑談でトナカイは空を飛ぶんだという内容の話をするのはとても趣がありますね(^_-)-☆

トナカイは空を飛ぶかもしれないと思うと同時に、父はサンタだったのかもしれないのです。

探偵にとって素敵なクリスマスになるといいですね。







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↑トナカイは飛びます。これを信じると書いたものの、サンタの体重次第では大変そうですね。がんばれ👍

 

「泣けるいきもの図鑑」は今泉忠明先生が監修しています。「ざんねんないきもの事典」でおなじみの先生ですね。

これは泣けるいきものを集めた本です。

南極観測隊のタロとジロの話とかが入っています。






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これはシフゾウの絵です。トナカイに似てるでしょう。

シフゾウは漢字で書くと「四不像」と書きます。

《これはシカのような角を持つがシカではない、ウシのようなひづめを持つウシではない、ウマのような顔だがウマではない、ロバのような尾をもつがロバではない、つまり4種類の動物の特徴持ってるがそのどれでもない、というところからつけられた名前です。

シフゾウは、実際には鹿の仲間で、中国に住んでいました》ところが、洪水や洪水で困った人たちに食べられることで急激に数が減りました。

シフゾウは1920年に野生種は絶滅しているみたいですね。今では動物園でしか見ることはできません。

 

なぜ、この動物をこの日に選んだかというと、たんにトナカイが載っている本を見つけられなかったから。なのですが、挽回したいので、良いことを言います(^_^)

 

シフゾウはスピードを上げることで、空を飛ぶことができます。たまに人間も乗せてあげていました。

しかし、猟師に乱獲されて、飛ばない方がいいと思うようになってしまいました。

今は、野生のシフゾウは姿を隠していますが、たまに飛びたくなるみたいです。

それは、クリスマスの日です。サンタはシフゾウに空を飛んで欲しいとお願いをし、シフゾウはそれをこころよく引き受けたのがきっかけです。

シフゾウは「たまに飛ばないとストレスが溜まる」と言っていました(^ ^)

 

シフゾウの仕事はソリを引き、サンタとプレゼントを運ぶことです。

サンタの主な仕事は担当地域の子どもの良い子チェックです。基本的には寝るのが早い子が、良い子ポイントが高いです。

もし、空飛ぶトナカイを見たとしても、それは実はシフゾウです。絶滅したと見せかけて、実は生きていました。

子どもにプレゼントを渡すために、今年もがんばったみたいです。

読者の皆さま、中国の方向に帰るシフゾウを見たら労ってあげてくださいね。

 

このファンタジーを考えるのに3時間はかかりました^^;

来年はジブリと新海誠を観てファンタジーの勉強をします!

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