伊坂幸太郎さんの「クリスマスを探偵と」では、トナカイは飛ぶと書かれています。
これはアメリカの農務省の資料にトナカイが飛ぶ姿が写真付きで載っているみたいです。
僕はそれを信じます。伊坂幸太郎さんは嘘をつかない作家さんです。もしくは嘘しかつかない作家さんです。
信じた方が楽しいのなら信じましょう!
「クリスマスを探偵と」ではクリスマスに浮気調査をする探偵が主人公です。
そして、調査の対象は実の父です。
浮気性の父はただでさえ嫌なのに、素敵なクリスマスにはならなさそうな夜です。
しかし、ベンチで見知らぬおじさんと話すうちに、父はサンタクロースだったのではないかと思うようになります。
おじさんとの雑談でトナカイは空を飛ぶんだという内容の話をするのはとても趣がありますね(^_-)-☆
トナカイは空を飛ぶかもしれないと思うと同時に、父はサンタだったのかもしれないのです。
探偵にとって素敵なクリスマスになるといいですね。
↑トナカイは飛びます。これを信じると書いたものの、サンタの体重次第では大変そうですね。がんばれ👍
「泣けるいきもの図鑑」は今泉忠明先生が監修しています。「ざんねんないきもの事典」でおなじみの先生ですね。
これは泣けるいきものを集めた本です。
南極観測隊のタロとジロの話とかが入っています。
これはシフゾウの絵です。トナカイに似てるでしょう。
シフゾウは漢字で書くと「四不像」と書きます。
《これはシカのような角を持つがシカではない、ウシのようなひづめを持つウシではない、ウマのような顔だがウマではない、ロバのような尾をもつがロバではない、つまり4種類の動物の特徴持ってるがそのどれでもない、というところからつけられた名前です。
シフゾウは、実際には鹿の仲間で、中国に住んでいました》ところが、洪水や洪水で困った人たちに食べられることで急激に数が減りました。
シフゾウは1920年に野生種は絶滅しているみたいですね。今では動物園でしか見ることはできません。
なぜ、この動物をこの日に選んだかというと、たんにトナカイが載っている本を見つけられなかったから。なのですが、挽回したいので、良いことを言います(^_^)
シフゾウはスピードを上げることで、空を飛ぶことができます。たまに人間も乗せてあげていました。
しかし、猟師に乱獲されて、飛ばない方がいいと思うようになってしまいました。
今は、野生のシフゾウは姿を隠していますが、たまに飛びたくなるみたいです。
それは、クリスマスの日です。サンタはシフゾウに空を飛んで欲しいとお願いをし、シフゾウはそれをこころよく引き受けたのがきっかけです。
シフゾウは「たまに飛ばないとストレスが溜まる」と言っていました(^ ^)
シフゾウの仕事はソリを引き、サンタとプレゼントを運ぶことです。
サンタの主な仕事は担当地域の子どもの良い子チェックです。基本的には寝るのが早い子が、良い子ポイントが高いです。
もし、空飛ぶトナカイを見たとしても、それは実はシフゾウです。絶滅したと見せかけて、実は生きていました。
子どもにプレゼントを渡すために、今年もがんばったみたいです。
読者の皆さま、中国の方向に帰るシフゾウを見たら労ってあげてくださいね。
このファンタジーを考えるのに3時間はかかりました^^;
来年はジブリと新海誠を観てファンタジーの勉強をします!